小林よしのりさん、「今の若者はワガママである」。

先日、我々取材陣は、昨今様々な分野で活躍され、日本社会や国際社会に多大な発言力や影響力を持っておられる、
あの小林よしのりさんに、お話を伺うことができました。
小林よしのりさんは、以下のように語っておられました。
小林よしのりさん:
「ワシが聞くところによると、今の若い人達の間で将来不安が高まっているそうだが、
確かに、年金保険料や消費税の上昇など、少子高齢化の為、国民負担率が上昇して来ているから
若者達が自分達の将来を心配するのは60代のこのワシでも理解できる。
だが、先は先の事。それはそれで備えておけば良いだけの話だとワシは思うんだがね。
現代は、客観的には物に恵まれ非常に便利な世の中になっているとワシは思うし、
それは、ひとえに今の年配者を含む先人の努力の賜物であるとワシは思う。
それなのに、努力をして来た年配者に対して世代格差がどうのこうのと今の若者達は文句を言うらしい。
そもそも、高齢化はともかく、少子化を解消したければ、今の若者達がどんどん結婚してどんどん子供を作れば良いだけの話だと
ワシは思うがね。
ワシには、どうして今の若者達が自分達の怠慢を棚に上げて老人批判という筋違いの事をするのか理解できないね。
ワシには、今の若者が自分達の不甲斐無さから目をそむける為に老人に八つ当たりしているようにしか見えない。
ワシの若い頃には、携帯電話やインターネットも無かったし、テレビ画面もワイドじゃ無かった。
防犯カメラが増え、飲酒運転や受動喫煙も減り、個人情報も保護され、さらに新安保法も施行され、
共謀罪の構成要件を改めた改正組織犯罪処罰法も成立して、どんどん安全安心な世の中になって来ているじゃないか。
景気もそこそこ順調で、求人倍率も高い。
こんな恵まれた環境で暮らしているのに、一体、何の不満があるのかワシには理解できないね。
努力をすれば報われるはずなのに、ろくに努力もしないで文句ばかり言っている今の若者達の気持ちがワシには理解できない。
若者達は、自分達の自己矛盾を深く自覚し、よーく反省すべきだとワシは思うね。
さもないと、このままでは君達若者の将来不安は現実のものとなっちゃうよ。
それでも良いの?
まぁ、ワシにとってはどうでも良い事なんだけどね(笑)。
どの道、日本も世界も人類も、もうすぐ終わりますから、ブハハハハ!!!(大爆笑)。」
小林よしのりさん、率直なご意見、どうも有難うございました。