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今回の九州北部豪雨で、今も行方がわからない人を捜すため警察は20日、福岡県の筑後川の下流から有明海にかけての広い範囲で大がかりな捜索を行うことにしています。
今回の九州北部豪雨では福岡県で31人、大分県で3人の合わせて34人が亡くなり、福岡県朝倉市で7人の行方がわからなくなっています。

これまでに筑後川の下流や佐賀と福岡の沿岸の有明海で遺体で見つかった6人のうち5人が朝倉市に住んでいた人と確認され、いずれも増水した川に流されたと見られています。

福岡県と佐賀県の警察は、ほかにも流された人がいるおそれがあるとして、20日に川の下流の福岡県久留米市から有明海にかけての広い範囲で大がかりな捜索を行うことにしています。

捜索は警察官およそ230人の態勢で午前10時から行われる予定で、川沿いを歩いたりボートを使ったりして捜すほか、ヘリコプターも出動させるということです。

福岡県警察本部は当面、今の態勢を維持しながら、朝倉市内での捜索も続けることにしています。

7月20日 4時09分