「北千住」「赤羽」に次ぐ穴場の街はどこ!? 山手線内側で家賃が安い駅ランキング (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
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「住んでみたい」と最近話題の「北千住」や「赤羽」に次ぐ穴場の街はあるのか…? 株式会社リクルート住まいカンパニー(東京都)は19日、不動産・住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」の掲載データをもとに「JR山手線内側で家賃が安い駅ランキング」を発表した。トップ10にランクインしたエリアは北側に集中。どうやら、いま、山手線北側がアツいようだ。

 調査対象は2017年3月1日〜5月31日に掲載された1R・1K・1DKの賃貸物件。家賃相場は月額賃料の中央値を算出した。

 JR山手線の内側に駅があるエリアは千代田区、品川区、港区、渋谷区など計10区。そのうち今回のランキングでトップ10入りしたのは豊島区、北区、荒川区、文京区、新宿区の5区のみと、山手線の北半分に集中していた。「SUUMO」が5月に発表した「穴場だと思う街」でも、「池袋」「大塚」など山手線北側の駅がトップ10の半数を占めるなど、交通アクセスが良く、家賃相場や物価が比較的安いことから、山手線北側の注目が高まっている。


 家賃相場が最も安かった駅は、
東京メトロ副都心線「雑司が谷」と山手線「田端」が同率1位で、家賃相場は7.8万円。
雑司が谷駅の北西には鬼子母神通りが続き、安産・子育ての祈願で知られる鬼子母神堂の参拝客も訪れる商店街になっている。
田端駅は、山手線のほかにJR京浜東北線も乗り入れている。駅前には新幹線の車両基地が広がり、鉄道ファンの間では有名なビューポイントになっているそう。

 3位は雑司が谷駅に隣接している都電荒川線「鬼子母神」で、家賃相場は7.95万円。
4位は山手線「駒込」「目白」「西日暮里」と東京メトロ千代田線「千駄木」がランクインし、家賃相場は8万円だった。
続いて8位には山手線「高田馬場」「大塚」と都電荒川線「早稲田」が並び、家賃相場は8.2万円となった。


 山手線沿いの物件は家賃相場が高いイメージがあるが、今回は上位10駅のうち6駅がランクイン。山手線沿線にこだわるならば、高田馬場から西日暮里までに絞って探すと、手頃な物件が見つかりやすそうだ。(SankeiBiz 久住梨子)