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2017/07/22(土) 16:12:31.67ID:CAP_USER9伊豆半島ジオパークは2015年の前回審査で「保留」とされ、今回は世界認定に向けた2回目の挑戦になる。認定されるかどうかは来年春に判明する。
伊豆半島ジオパークは、三島市と長泉町以南の7市8町に広がる。現在、地球上で二つの活火山の列(伊豆・小笠原弧と本州弧)が衝突を続けているのは、ここだけという。
関係市町などは11年、同パーク推進協議会を設立。世界認定を目指したが、15年の前回審査で追加資料の提出などを求められ、16年11月にユネスコに申請書を再提出していた。
今回の現地審査はマレーシアとルーマニアの地質専門家2人が行う。地形と地質、景観をはじめ、教育活動と観光、地域経済への活用などを審査する。
25日はまず、伊豆市にあるジオパークの拠点施設「ジオリア」を視察し、午後は海底火山の地層を観察できる堂ヶ島(西伊豆町)などを回る。26日は下田市で、車内にジオサイト関連のポスターを掲示した伊豆急行の「ジオトレイン」などを見学。27日は伊東市の大室山、函南町の丹那たんな断層などを巡る。
このうちジオリアは、前回の審査時にはまだオープン前で、「未整備」を指摘されていた。
協議会事務局は「『現在進行形で活火山の列同士が衝突している珍しい場所』という地質の国際的価値をアピールしたい。視察によって、施設などの運営体制と地質的価値が証明できるはず」としている。
現地審査などの内容は9月に中国で開催されるユネスコの専門評議会で審議され、「受諾」「保留」「却下」いずれかの勧告が行われる。「受諾」された場合、来年春に開催予定のユネスコ執行委員会に諮られ、世界認定の可否が決まる。
http://yomiuri.co.jp/science/20170721-OYT1T50122.html
拠点施設の「ジオリア」
http://yomiuri.co.jp/photo/20170721/20170721-OYT1I50050-1.jpg
堂ヶ島
http://yomiuri.co.jp/photo/20170721/20170721-OYT1I50049-1.jpg