環境省は27日、博多港に近い福岡市博多区の倉庫で、コンテナから荷降ろししていた30代男性作業員がヒアリに刺されたと発表した。
症状は軽く、病院で手当てを受けて帰宅したという。5月に国内で初めてヒアリの侵入が確認されて以降、人が刺されたとの報告は初めて。

同省や福岡市によると、コンテナは中国広東省から運ばれ、24日に同市東区の博多港のアイランドシティに荷揚げされた。
27日に倉庫に運ばれ、作業員は同日午前10時半ごろ、電子機器が入った段ボール箱を出す作業中に左腕を1カ所刺され、周囲に発疹が出た。

コンテナには、さなぎを含めてヒアリ約30匹がおり、同日中に駆除した。男性は「腕に10匹ほどまとわりついたので振り払ったが、クラゲに刺されたような痛みを感じた」と説明しているという。
ヒアリは強い毒をもち、攻撃性が強い。尻の針で刺されると、強い痛みやかゆみが生じ、アレルギー性の「アナフィラキシーショック」で呼吸困難などに陥ることもある。 【五十嵐和大】

配信2017年7月27日 23時10分
毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20170728/k00/00m/040/125000c

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