9月1日の「防災の日」に合わせて、警視庁は初めて都内の高速道路を一部通行止めにして、首都直下地震が起きた際の緊急車両の走行など、大規模な訓練を行うことになりました。
警視庁は、毎年9月1日の防災の日に訓練をしていて、ことしは最大震度7の首都直下地震が発生したという想定で、初めて高速道路を通行止めにして行うことになりました。
通行止めになるのは中央自動車道の八王子インターチェンジと国立府中インターチェンジの間の上り線で、午前10時から30分間の予定です。
訓練では、地震によって高速道路上で動けなくなった車を大型機械で撤去したり緊急車両を走らせたりして、災害時の対応や各部隊の連携などを確認するということです。
高速道路以外も、国道20号線の一部も一般の車両が通行できなくなり、警視庁はホームページなどで詳しい交通規制の場所などを公表しています。
警視庁は「当日は渋滞が予想されるので、なるべく車の利用を控えてほしい」と呼びかけています。
7月29日 5時16分