産経ニュース、2017.7.30 20:37更新
http://www.sankei.com/politics/news/170730/plt1707300025-n1.html

自民党の林芳正元防衛相は30日のフジテレビ系「新報道2001」で、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題の責任を取って辞任した稲田朋美前防衛相について、安倍晋三首相に「重い任命責任がある」と語った。首相も「任命責任は私にある」と述べていた。

 林氏は稲田氏について「若干聞く耳という意味で、十分じゃないところがあったのかなと思う。残念な気持ちだ」と語った。8月3日に予定されている内閣改造については、内閣支持率低下を踏まえ「満塁ホームランを狙わずに、地道にやっていくことが一番大事だ」と強調した。

 民進党の江田憲司代表代行は同じ番組で、稲田氏の辞任について「(稲田氏を)首相候補として促成栽培しようとした。防衛相はそんなポストじゃない。しっかりとした安全保障政策の知見が必要だ」と述べ、首相を批判した。