氏か育ちか、というのは永遠のテーマだな。行動主義ではなく、精神分析モデルでは、
クロニンジャーらの研究による「気質傾向は生得的、性格は後天的環境の影響をより強く受ける」。気質とはノルアドレナリンやセロトニンなどのホルモン傾向、性格とは愛情や帰属意識による自尊心、協調性といった部分。
ある種の興奮のしやすい子供、興味の移りやすい子供(生得的に新奇性追求性が高い)は過剰な罰や叱責を受けやすく、愛着不安から自尊心や協調性が育たずに暴力行動やかん黙といった二次障害に発展しやすい。みたいな話。