情報通信研究機構は31日、電波の途切れにくい新たな周波数帯を使って小型無人機「ドローン」を操縦するのに成功した、と発表した。

 現在使われている周波数帯よりも遠くにドローンを飛ばせるため、災害現場などでの活用が期待される。

 同機構と産業技術総合研究所の研究チームは、昨年8月に総務省から使用を認められた新たな周波数帯を使い飛行実験を行った。上空30メートルに飛ばし、安定飛行できることを確かめた。この周波数帯は障害物の影響を受けにくく、将来は10キロ以上離れて操縦できる可能性があるという。

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