0001みつを ★
2017/08/08(火) 20:22:03.22ID:CAP_USER9あまりに動きが遅く長生きな台風5号。進路も迷走を極め、「台風どこ」というワードがネットで大きな話題となったほどです。また発生したのは先月21日。この状態が続けば、9日午後には過去の最長長寿記録を抜く勢いです。なぜ迷走し、長寿になったのでしょうか。その秘密です。
平均寿命の3倍超
まず聞き慣れない言葉“長寿台風”って何なのでしょうか。台風5号の対応で大忙しの気象庁の担当者に思い切って聞いてみました。
「定義はありません。ただ台風の平均的な寿命は5、6日程度です。(平均5.3日)それが10日以上になると長寿と言ってもよいのではないでしょうか」。
台風の「寿命」は、台風の発生した日から消滅した日までを指します。今回の台風5号は8日の午後4時の時点で実に18日と7時間。平均寿命の3倍以上です。9日の午後3時には昭和61年の台風14号の(19日6時間)最長長寿記録に並ぶことになります。
過去の長寿台風の記録
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170808/K10011093421_1708081942_1708081942_01_03.jpg
定まらない進路予想 話題に
今回の台風5号。速度の遅さに比例して、進路の予想が難しいのも特徴で早い時期から話題になっていました。特にネットで話題になったのがこちら。発生から10日、先月31日時点で、ウェザーニューズがまとめた「世界の13の機関による進路予想」です。
西行きを予想したり東行きを予想したり、予想がまさにばらばらで、はっきりした傾向もみられません。進路が定まらない台風に、ネットには「親近感がわいた」というツイートも次々と登場しました。「台風5号の進路決まらない感じ俺に似てる」。「進路決まらないし迷走するし、進みめっちゃ遅いし、いろんな意味で強いし、台風5号は絶対私や」。「まるで進路の決まらない受験生みたいだ…」。台風5号を自身になぞらえている人も多かったようです。
台風5号 世界の進路予測
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170808/K10011093421_1708081956_1708081957_01_04.jpg
高気圧はどこに?
進路が定まらなかった要因は太平洋高気圧の場所を巡って見解がわかれたからとみられています。日本は、この時期、通常は、太平洋高気圧に“広く”覆われています。夏の台風はふつう、太平洋高気圧の周りを回って、日本に向かって北上します。ところが、太平洋高気圧が日本に張り出しておらず、その場所が通常と異なった場所にありました。果たしてその場所がどこなのか、各機関の評価が分かれ、進路予想もばらばらになったのです。さらに西日本に高気圧があったことも進路予想を難しくさせたようです。
(リンク先に続きあり)
8月8日 19時44分