何か勘違いがあるようだが、2015-2016年にデフレを
放置する正当な理由としてエネルギー価格と生鮮食品を
除いたコアコア指数を日銀は強調し始めた。

これはデフレを放置して金融緩和政策拡大を放棄した
日銀の出口戦略への端緒として理解していい。

日銀2014年10月31日金曜日の金融緩和の失敗から、
2015年に出口戦略に着手したと見ていい。

その端緒とは金融緩和拡大の放棄とデフレの容認である。
この2つが日銀の当初の最大目的に対する最大の対処法だったはずだ。
その目的と手段を放棄し始めた2015年は出口戦略元年と評価していい。