東京への一極集中は、団塊が大好きな田中角栄最大の負の遺産。
角栄は地方にインフラを整備することで活性化しようとしたが、日本の製造業の崩壊が読めなかった。
均質化された地方都市には働く場所がなくなり、その結果若い人は魅力を感じなくなった。
可能性を求めて、東京に出て来たがるのは当たり前だ。

しかし、不景気になった結果、そもそも首都圏の大学には地元民しかいないよ。
下宿してまで通いたいという大学は、東大と早慶だけだ。
大学の定員を制限したところで、東京への一極集中は解消しない。
地方に専門性の高い大学を作った方がよっぽど効果がある。獣医学部とかな。