愛知県豊橋市は13日、豊橋総合動植物公園で飼育中の雌のアジアゾウ「マーラ」(5歳11カ月)が死んだと発表した。死因は腸捻転という。

マーラは2011年9月に同園で生まれた。13年になって運動不足による前肢骨折が判明し、寝たきり状態になった。園は骨折部分をギプスで固定。プールでのリハビリを続けていた。

園によると、最近のマーラは食欲旺盛でリハビリも順調にこなしていた。13日午前、プールでのリハビリ中に動かなくなったという。滝川直史園長は「突然のことで職員も困惑している。
4年に及ぶ寝たきりとリハビリの日々。マーラには安らかに休んでほしい」と話した。

園は14日からゾウ舎前に献花台を設置する。(宮沢崇志)

昨年9月17日、5歳の誕生日を祝ってもらったマーラ=愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170813002117_comm.jpg
3歳の頃のマーラ。プールでのリハビリ中、長靴で遊んでいた=2015年6月の豊橋総合動植物公園のブログから、同園提供
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170813002114_comm.jpg

配信2017年8月13日19時54分
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASK8F5JHQK8FOIPE00M.html

他ソース
豊橋 アジアゾウ「マーラ」死ぬ
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20170813/3012881.html