AI開発の方向性・分野について日本にイニシアチブはない

アメリカの技術革新が降ってくるのを坐視するだけ

日本の経営者「3年で革新、業界壊す」9割 KPMG調査、世界では5割
http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ13HR2_T10C17A6TI1000/

技術的なイノベーション(革新)によって「今後3年間に自社業界に大きな破壊が起きる」と予想する経営者が日本で約9割に達した。

http://ceron.jp/url/www.nikkei.com/article/DGKKASDZ13HR2_T10C17A6TI1000/

"「自社が最新テクノロジーに追随できていない」との回答が日本では79%で、世界全体の47%を上回った。"

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日本社会や日本企業は技術の最前線での挑戦を続けることをやめ
アメリカ発の技術使用ライセンスを高値で買わされるか、プラットフォームから売上3割搾取の甘受をする状況にある

それどころかAmazonのように既存のビジネスに対して革新をおこし、業界を壊しにいくビジネスモデルを世界中で展開する企業も近い将来に現れるだろう

前進を止めるということは後退しかなく、そのような状態は長期間維持できない

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日本企業も日本人もアメリカで起きるイノベーションを指をくわえて見ていることしかできない

プログラマーもいずれは消える職業ではあるに違いないが、それが5年後か?10年後か?20年後か? 30年後かで全く様相が異なる
その間にプログラマー以外に消失する雇用は何かを考えるのが政策の在り方でもある

米議会では自動化による雇用消失の問題が熱心に議論されているが、日本の国会でそうした問題がどれだけ議論されているか比較するまでもない

現在の日本人は自己評価が過大なため、認めないか、現状を見ないでやりすごそうとするだけだろう



この社会に漂う『諦め』の感情、挑戦をやめ後退をしているという現実を見ることができない薄弱な分析力と理解力

過大な自己評価という側面が競争力を大きく削ぎ、本来の潜在能力を引き出せない主因となっている