86歳母親を殺害した疑いで息子逮捕 無理心中図ったか
日本放送協会:2017年8月15日 17時03分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170815/k10011100701000.html

ことし5月、東京・品川区の住宅で、86歳の母親を殺害したとして、けがをして入院中だった58歳の息子が警視庁に逮捕されました。
息子は「母を殺して、自分も死のうと思った」と供述しているということで、警視庁は無理心中を図ろうとしたと見て、調べています。

逮捕されたのは、品川区北品川の関久徳容疑者(58)で、警視庁の調べによりますと、ことし5月、自宅で同居していた母親のリヱさん(86)の首を絞めて殺害したとして、殺人の疑いが持たれています。

関容疑者は自宅の浴槽内で手首にけがをして倒れているのが見つかり、病院に入院していましたが、警視庁がけがの回復を待って事情を聞いたところ、容疑を認めたため、逮捕したということです。

警視庁によりますと、リヱさんは去年、うつ病と診断されて通院中で、調べに対し、関容疑者は
「これ以上、母の苦しんでいる姿を見たくなかった。母を殺して自分も死のうと思った」などと供述しているということです。
警視庁は関容疑者が無理心中を図ろうとしたと見て調べています。