2017/8/15 23:32

 【ベルリン共同】ドイツ航空2位のエア・ベルリンは15日、大株主のアラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空の支援を打ち切られ経営の見通しが立たなくなったとして、破産手続きを申請したと発表した。当面はドイツ政府から支援を受けながら運航を続けるとしている。

 エア・ベルリンは1978年創業で、ドイツ国内と欧州各都市を結んでいる。成田空港(千葉県)と中部空港(愛知県)には、エティハドとのコードシェア(共同運航)便が乗り入れている。

 競争の激化で2008年ごろから経営が悪化し、ドイツのルフトハンザ航空と売却交渉が行われていた。

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