できていない人の名前は壁に張り出します――。学校や塾の成績表の話ではなく、健康機器大手、タニタの社内風景だ。体重や体脂肪率などが分かる体組成計と血圧計を使い、2週間に1度の頻度で社員自らがチェックするよう求めている。

1カ月ほど測定を怠ると、食堂とリフレッシュルームの壁に名前が掲出されてしまうのだ。

同社は2009年1月から、国内に約400人いる社員の健康増進と生活習慣病の予防に向けたメタボリック… ※続く

配信2017/8/16付 朝刊
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http://www.nikkei.com/article/DGXKZO20026870V10C17A8TJ1000/?dg=1