>>421
その前に、
・ひまわり5号の後継を気象庁単独で開発する予算が付かなかった
・上級官庁の運輸省に泣きついて、航空保安システム機能を付加したナゾ仕様の衛星を発注
・予算は1機分で、予備機は作らない(打ち上げ失敗したら終わり・運用中に壊れても終わり)
・その1機を載せた日本のH-IIロケットが、打ち上げ失敗で海の藻屑となった(直前のH-IIもまた失敗していた)
これが原因。

あと、H2Aの失敗はむしろ幸運だったのでは?
あの失敗したH2Aの6号機に、本当なら再製造した新ひまわり6号が載るはずだったんだぜ。

・ちゃんと気象庁に、更新衛星の予算を付けておくべきだった(本当に意味不明)
・複雑な機能を追加するのでなく、オーソドックスな設計にすべきだった
・ロケット打ち上げは失敗が多いので、予備機の予算も付けるべきだった
・軌道上運用中の故障も考え、やはり予備機を用意すべきだった
・開発失敗のリスクを低減するため、複数の企業に発注すべきだった

当たり前のことを、当たり前にできなかった時、困難に直面するという良い教訓だ。