工事現場から鉄板を盗んだとして、兵庫県警捜査3課と神戸水上署、有馬署は23日までに、
窃盗の疑いで、宝塚市御殿山2、無職の男(46)=別の窃盗罪で起訴=と、
伊丹市昆陽2、同市上下水道局建設課主査の男(43)を逮捕した。

逮捕容疑は共謀し昨年5月17日夜〜18日朝、
和歌山県岩出市の河川工事現場から、重さ約1・6トンの鉄板14枚(約200万円相当)を盗んだ疑い。
いずれも容疑を認めているという。

県警によると、今年4月下旬、神戸市中央区の工事現場で、
鉄板を盗もうとする不審なクレーン付きトラックが目撃され、県警が窃盗未遂事件として捜査。
6月下旬、無職の男と神戸市灘区の無職男(44)が関与した疑いが強まったとして逮捕していた。
その後の調べで、無職の男が「伊丹市上下水道局建設課主査の男とも数回やった」などと供述したという。

県警の説明では、無職の男と伊丹市上下水道局建設課主査の男は数年前まで大阪府内の会社で同僚だった。
伊丹市によると、2013年4月に採用されたという。

県警は無職の男らがスクラップ業者に鉄板を転売していたとみており、同様の被害がないか調べる。

以下ソース:神戸新聞 2017/8/23 21:43
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201708/0010488677.shtml