福島県楢葉町と広野町にまたがり、福島第一原発事故に対応する拠点となったサッカー練習施設Jヴィレッジ。資材置き場や駐車場などに使われていたグラウンドがいま、元の天然芝の姿に戻りつつある。
完成したピッチ(写真右側)は緑色になり、隣のグラウンドでも工事が進む。上空から見ると絵のようだ。
Jヴィレッジは、原発から約20キロ。今年4月に、グラウンドを覆っていた砂利やアスファルトをはがして芝を敷き詰める作業が始まった。2018年夏には、11面あったグラウンドの6面で営業を再開、東京五輪に向けてサッカー男女日本代表の合宿地にもなる予定だ。(写真・竹花徹朗、文・小玉重隆)
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