【国内】民主化活動家が結集 人権弾圧にNO!「中国への経済援助は中国共産党を支援していること」「日本は対中政策を再検討せよ」  2ch.net
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 中国の民主化に取り組む海外の著名な活動家やNGO関係者、学者らが7月23〜25日、神奈川県三浦市内のホテルに集まり、中国の民主化や日本の対中政策をテーマにシンポジウムを開いた。

 主催者は、中国民主化運動の中心を欧米から東アジアに移す考えを表明した。香港に対する中国の締め付けが強まる今、海外の活動家らは中国の民主化に向けた日本政府、安倍晋三政権の役割に期待を寄せていた。

 シンポジウムを主催したのは、主に豪州や米国で中国の民主化を訴えてきた「中国民主論壇」。
共催団体には、台湾の外交部(外務省)が主管する「台湾民主基金会」や1989年の天安門事件後に海外に逃れた中国人らがつくった「中国民主陣線」が名を連ねた。

 初日は米国、豪州、カナダ、台湾、香港のNGO関係者や研究者ら約50人が参加し、約6時間にわたって主に中国語で討論を繰り広げた。

 中国民主論壇の秦晋共同主席は豪州から来日した。開会のあいさつで「1989年以降、日本の中国の政治的変化(=民主化)を促す動きは弱かった。日本に、より大きな役割を果たしてほしい」と訴えた。

 ほかにも、「中国民主陣線」の主席を務めるカナダの作家、盛雪氏▽香港の選挙制度の民主化を求めた2014年の街頭占拠デモ「雨傘運動」の提唱者の一人、戴耀廷・香港大法学部准教授▽昨年10月、香港の立法会(議会)
の就任宣誓で「香港は中国ではない」と書いた横断幕を掲げ議員資格を取り消された、政党「青年新政」の梁頌恒氏と游將氏ら、名の通った人物が顔をそろえた。

 初日のメーンテーマは「香港の民主」だった。

 香港では強まる中国の圧力への反発から、「独立」を志向する若者が増えている。こうした状況を踏まえ、米国から参加した75歳の男性は「中国共産党は中国の統一を維持したいのなら、人民に自由を与える以外に方法はない」と声を上げた。

 「自由な言論空間が狭まってきている」  

 中国の締め付けが強まる香港の言論状況について、梁氏は産経新聞の取材にこう語った。梁氏によれば、香港では、秦氏や盛氏ら「有名人」は入境を阻まれてしまい、今や「今回のような会合を開くのは難しい」のだという。

 「中国民主論壇」はシンポジウムで、海外の中国民主化運動の中心地を従来の欧米から香港、台湾、日本に移す方針を明らかにした。
欧米での中国の民主化に対する関心は薄れている上、近い地域からアピールした方が中国に与える影響が大きいと考えたためだ。

 だが、梁氏が語った香港の現状を踏まえれば、今後、台湾と日本がより重要になってきそうだ。

 「中国民主陣線」の王戴副主席も「香港では当局の圧力がさらに強まる恐れがあり、言論の自由が保たれている日本はますます重要になる」と産経新聞に語った。

 シンポジウム2日目の24日には盛氏が登壇した。台湾社会で中国の影響が強まっているとして、国際社会が台湾を支援すべきだと考える盛氏は、米国の台湾関係法にならい、
日台関係に法的根拠を与える「日本版『台湾関係法』を制定すべきだ」と訴えた。