東京駅前交番の巡査部長、拾得物の4万円入り財布持ち去る 警視庁、横領容疑で逮捕

拾得物として届けられた現金約4万円入りの財布を持ち去ったとして、警視庁丸の内署は26日、業務上横領の疑いで、同署東京駅前交番に勤務する巡査部長、久下谷篤容疑者(35)=茨城県守谷市ひがし野=を逮捕した。「現金は自宅に持ち帰った」などと容疑を認めているという。
 
警視庁によると、25日午後、千葉県の70代の男性が財布をなくしたことに気付き、利用したバス会社に連絡。バス会社は男性に「財布は職員が交番に届けた」と伝えた。しかし男性が交番を訪れると、拾得物として届け出されていなかった。同署が該当する時間に勤務していた久下谷容疑者に確認したところ会話に不審な点があり、追及したところ犯行を認めたという。
 
警視庁は「警察への信頼を損なう行為で誠に遺憾。捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」としている。

▽引用元:産経ニュース 2017.8.26 23:29
http://www.sankei.com/affairs/news/170826/afr1708260019-n1.html