北朝鮮情勢が緊迫しているとして長崎県対馬市の県立上対馬高校が、来年1月に予定していた韓国・釜山やその周辺への修学旅行を中止したことが28日、分かった。

同校によると、2年生の男女36人が3泊4日の日程で訪れる予定だった。訪問時の情勢が見通せないとして7月下旬ごろ、学校側が決めた。

浅井隆教頭は「韓国滞在が危険との認識はないが、生徒の安全・安心を考慮し、総合的に判断した」と話した。

青森や茨城、大分3県でも一部の中学や高校が、北朝鮮による米領グアム沖へのミサイル発射計画公表を受け、グアムへの修学旅行中止を決めている。(共同)

配信2017年8月28日 12時25分
毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20170828/k00/00e/040/244000c