http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170828/k10011115861000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

28日、横浜市のマンションの一室で90歳の女性が首から血を流して倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡しました。警察は同居していた34歳の孫が刃物で切りつけ殺害したとして、殺人の疑いで逮捕しました。

28日午前9時半ごろ、横浜市南区大岡3丁目のマンションの一室で、この部屋に住む水谷秀子さん(90)が首から血を流して倒れているのを部屋を訪ねてきた娘が見つけ、消防に通報しました。

水谷さんは居間のソファーで倒れていて、病院に搬送されましたがまもなく死亡し、警察は殺人事件として捜査していました。

その結果、水谷さんと同居していた孫で、無職の三上泰介容疑者(34)が警察署に出頭し刃物で切りつけたことを認めたことなどから、殺人の疑いで逮捕しました。

調べに対し「祖母の介護をしていた。殺害したのは間違いない」などと供述し、容疑を認めているということです。室内のソファー近くで血のついた包丁が見つかっていて警察は殺害の動機などを詳しく調べています。

住民「孫が車いす押していた」

近くに住む50代の女性は「亡くなった女性は穏やかな人で、つえをついて歩いているところを見たことがありましたが、最近は姿を見かけませんでした。亡くなったと聞いて驚いています」と話していました。

また、近所で働く70代の女性は「もの静かでしっかりした方でした。2か月くらい前に孫が車いすを押して一緒に歩いているところを見かけました。事件だと聞いてびっくりしています」と話していました。

8月28日 18時56分

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