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 共産党の小池晃書記局長は28日午後の記者会見で、茨城県知事選で自民、公明両党が推薦した新人候補が初当選したことについて「これをもって安倍晋三政権が信任を受けたなどというのは大いなる勘違い」と述べた。

 小池氏は、争点となった日本原子力発電東海第2原子力発電所(同県東海村)の再稼働の是非をめぐり、反対を訴えた他の2候補の合計得票数が新人候補の得票数を上回ったと指摘し「与党は再稼働反対という住民の民意をしっかり受け止めるべきだ」と述べた。

 10月に実施される衆院青森4区、同新潟5区、同愛媛3区の「トリプル補欠選挙」については「統一候補になれば十分に勝機はある」と述べ、民進党に候補者調整を求める考えを示した。