この曲の指揮者は日野で、最初は指示を出していたが、
子供たちが自発的にソロをまわしだしたので、袖でニコニコと見守っていた。
ピアノや数台のドラムセットは席を譲り合いながらソロが続いた。

子供たちが自主的に短い持ち時間でソロを回している中で、
ドラムが信じられない長時間延々とソロを続けた。

ドラムソロを最初は見ていたメンバーも段々困惑した様子になる。
ドラムの子が片手で参加しろと煽り、それぞれ音を出して参加、
大音量フリージャズ状態で盛り上がるが収拾着地出来ず。メンバーは演奏を止めた。
でもドラムソロを叩き続ける。で、日野止めに入る。

日野がスティクを取り上げて離れようとしたら、彼は素手で叩き続けた。
日野が「みんなにもまわせ!」と身振りも交えて言ったが無視して睨みつけた。

ドラムの子が退場した後、
まだソロを取っていない子供たちが順番にソロをとり観客の拍手を受けていた。