0001みつを ★
2017/09/01(金) 07:47:44.65ID:CAP_USER9イラクのアバディ首相は、過激派組織IS=イスラミックステートが支配してきた北部の地域を奪還したと宣言し、隣国シリアとの国境沿いなど残る地域からのISの一掃を急ぐ決意を示しました。
イラク軍は、過激派組織IS=イスラミックステートが最大の拠点としてきたイラク第2の都市モスルをことし7月に解放したあと、先月20日には70キロ離れた要衝の町、タルアファルの奪還作戦に乗り出しました。
ISはタルアファルから撤退して近郊の町で抵抗を続けていましたが、イラクのアバディ首相は31日、モスルやタルアファルを含む地域一帯を奪還したと宣言しました。
そのうえで、アバディ首相は「ISの戦闘員を逃がさず、断固たる姿勢で臨んだ。イラクのすべての場所からISを一掃する作戦を続けていく」と決意を示しました。
ISは、短期間でタルアファルを中心とした地域を失い弱体化が鮮明になった形ですが、依然として隣国シリアとの国境沿いなどを支配下に置き、国境を自由に行き来していて、ISの壊滅に向けては関係国が連携できるかが課題になります。
米軍「速やかで決定的な勝利」
イラク軍が過激派組織IS=イスラミックステートが支配してきたタルアファルを含む北部の地域を奪還したと宣言したことについて、有志連合を主導するアメリカ軍は、31日に声明を出し「モスルの歴史的な解放に続いて速やかで決定的な勝利だ」と歓迎しました。
そのうえで、有志連合としては、イラク軍に対し、装備の提供や兵士の訓練、そして軍事的な助言などを行い、ISに対する掃討作戦を引き続き、全面的に支援していくとしています。
9月1日 6時10分