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河野外務大臣は北朝鮮による核実験を受けて、３日夕方、外務省でアメリカのハガティ駐日大使と緊急に会談し、さらに厳しい制裁を科す国連安全保障理事会の新たな制裁決議の採択に向けて、調整を急ぐ必要があるという考えを示しました。

会談で河野大臣は「北朝鮮が６回目の核実験という暴挙に出た。日本の観測でも、これまでよりもはるかに大きな規模の核実験になった」と述べました。そのうえで河野大臣は「国際社会全体への脅威であり、直ちに国連安保理で次なる決議を目指す必要がある」と述べ、北朝鮮にさらに厳しい制裁を科す国連安保理の新たな制裁決議の採択に向けて、調整を急ぐ必要があるという考えを示しました。

これに対しハガティ大使は「日本とアメリカの強固な絆を再び強調したい。北朝鮮がいかなる行動をとっても、アメリカが日本やこの地域に持つ安全保障上の関与を妨げるものではない」と応じました。

そして、両氏は国際社会全体で北朝鮮に最大限の圧力をかける必要があるとして、より重い制裁を科す国連安保理の新たな決議の採択に向けて、緊密に連携していくことを確認しました。

9月3日 21時01分

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