病欠中の職員の兼業疑惑をめぐり、5日朝、奈良市長がMBSの取材に応じました。問題行為と認められれば処分を検討するということです。

 4日のMBSの放送では奈良市環境部のある職員が病気休暇中にもかかわらず、妻が経営するプールの売店の業務を行い、兼業しているのではないかという疑惑をお伝えしました。

 Q.奈良市の職員をされていますよね? 
 「そうです。めっちゃしんどいねん」(職員)

 職員は「自分は鬱(うつ)状態と診断されているが、売店を営む妻を“見守る”ために仕方なくプールに来ている」と説明。しかし、取材班は…

 「はい、いらっしゃーい!ラーメンどうですかー!」(職員)

 職員が、接客したりフランクフルトを提供したりする姿を目撃していました。

 Q.繰り返しますが(店の業務)していますよね?
 「してないです。教えるのは教えてます」(職員)
 Q.あれはあくまで?
 「教える。指導ですよね」(職員)
 Q.店頭で声を出すのも指導?
 「当たり前です。『いらっしゃいませ』は言ってもらわないと」(妻)

 放送を受けて5日朝、仲川げん奈良市長が取材に応じました。

 「営利企業に従事することに対してどうなのかという問題はあると思う。(本人に)何度もヒアリングしていますので、そのヒアリングの内容を踏まえて、懲戒審査にかける必要があればもちろんかけますし」(仲川げん奈良市長)

 兼業は地方公務員法や市の服務規程で原則禁じられています。長年環境部から疑惑が噴き出す状況に、市長も少し開き直ってしまったのか…。

 「不祥事がゼロになる状況、未来永劫ゼロであることは不可能だと思う」(仲川げん奈良市長)

 奈良市は調査を近日中に終え、その後職員の処分について検討するとしています。

配信09/05 20:42
MBSニュース
http://www.mbs.jp/news/kansai/20170905/00000072.shtml

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