埼玉県所沢市の飲食店で、ローストビーフや焼き肉などを食べた4人から腸管出血性大腸菌O157が検出され、埼玉県はこの店を6日から3日間の営業停止処分としました。

埼玉県によりますと、先月12日と15日に所沢市和ケ原の飲食店「株式会社焼肉肉匠もりやす」で、ローストビーフや焼き肉の盛り合わせなどを食べた1歳から91歳の男女7人が下痢や腹痛を訴え、このうち4人からO157が検出されたということです。

いずれも症状は軽く、現在は快方に向かっているということです。

県はこの店で提供された食事が原因の食中毒と断定して、この店を6日から3日間の営業停止処分としました。

今回検出されたO157の遺伝子の型は、先月埼玉県や群馬県の総菜店で販売されたポテトサラダを食べた人から検出されたものとは異なるということで、県は感染源の特定を急ぐことにしています。

配信9月6日 19時26分
NHK NEWS WEB
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