0001ばーど ★
2017/09/08(金) 12:20:57.55ID:CAP_USER9https://www.nishinippon.co.jp/import/national/20170908/201709080003_000.jpg?1504820761
米国に派遣されて海軍や海兵隊で海事訓練を受けた自衛隊員が、米国の2016会計年度(15年10月〜16年9月)は12会計年度の約1・4倍の394人に上り米国に将兵を派遣している156カ国中で最多だったことが、西日本新聞の取材で分かった。米海軍国際教育訓練機関(NETSAFA)の関係者が明らかにした。外国からの参加将兵数で日本は12会計年度が4位、13〜15会計年度は2位だった。安全保障関連法の成立から今月19日で2年。日米の軍事的一体化が世界トップレベルで進む実態が浮き彫りになった。
NETSAFAなどによると、自衛隊員が派遣される米軍の海事訓練は、潜水艦や海兵隊との訓練など100人以上が参加するものから、イージス艦を使った戦闘訓練、水陸両用作戦、船舶への強制検査(臨検)、機雷除去、特殊作戦やヘリコプターへの空中給油まで、多岐にわたっている。
国別の訓練参加将兵数は、12会計年度から15会計年度まで、アラブ首長国連邦(UAE)がトップを占めていたが、16会計年度は日本が1位に浮上した。
上位10カ国の顔ぶれは、英国やコロンビア、シンガポール、メキシコ、インドネシアやブルガリアなど、その年々で入れ替わっている。ただ、日本は例年、UAEやサウジアラビア、カナダなどとともに上位にランクイン。自衛隊からの参加者数は、12会計年度の計276人から増え続け、16会計年度は394人に上った。
背景には、15年4月の日米防衛協力指針(ガイドライン)改定、集団的自衛権の行使や米軍の後方支援拡大に道を開いた同年9月の安保法制成立などの影響がうかがわれる。17会計年度も「海事訓練への外国軍の参加将兵数は日本が2年連続で最多になる見通し」(米海軍関係者)という。
配信 2017/09/08
西日本新聞 2017年09月08日06時00分 (更新 09月08日 06時45分)
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/356923/