>>609

WHOの見解。
>ダイオキシンといえば言うまでもなく、多くの書物やニュースなどで
>「発ガン性・催奇形性・内分泌攪乱作用などあらゆる毒性を併せ持ち、
>12kgあれば日本人全員を殺せる史上最強の毒物」と騒がれていたはずの化合物です。

>ダイオキシンのモルモットでのLD50は0.6μg/kgとされます(μgは100万分の1グラム)。
>この数値を体重60kgの人間に当てはめれば致死量は36μg、つまり1gのダイオキシンは
>17000人分の致死量に相当することになります。

現実
> 2004年12月、ウクライナ共和国の大統領候補であったユシチェンコ氏がダイオキシンを食事に盛られて倒れ、
>顔面に青黒い発疹ができて人相がすっかり変わってしまった、という事件がありました。
>氏はその後無事回復して大統領の座に就きましたが、その後の調査で彼は2mg程度のダイオキシンを
>食べさせられたと見積もられています。
>これはニュースで一時期騒がれた「高濃度ダイオキシン汚染キャベツ」を、一度に200万個程度食べた量に相当します。
>これだけのダイオキシンを一時に摂っても生命に別状がなかったわけですから、急性毒性に関してダイオキシンのリスクは
>全く取るに足りないことのよい証明になったともいえるでしょう。

>ただしWHO(世界保健機構)の分類では、ダイオキシンはそれまで「発ガンの可能性あり」だったものが、
>1997年に「発ガン性物質」へと変更されています。これは各国の専門家から成る委員会での投票により、
>11対9で決まったとのことです。

WHOはこれに限らず、人工甘味料や焦げなどの発癌性も指摘して来たが、
結局組織と言うのは、間違いは認めないのよね。