■メルケルとプーチン
メルケル首相は1995年に犬に襲われたことがあり、それ以来、犬が苦手になったと伝えられる。

ところが2007年1月にロシア・ソチの別荘で行われた会談に、プーチン大統領が愛犬のラブラドル犬「コニー」を連れて登場した。
コニーに近寄られて落ち着かない様子のメルケル首相を、プーチン大統領が面白がっているようにも見えた。

2014年の米誌ニューヨーカーによれば、メルケル首相はこの出来事について後に記者団に対し、「(プーチン大統領が)なぜあんなことをしたのかは理解できる。
あれは自分が男だと見せつけるためだった。彼は自分の弱さを恐れている。ロシアには何もない。政治も経済も成功せず、あるのはこれだけ」と語っていた。