政府が看板政策に掲げる「人づくり革命」を担う内閣官房の人生100年時代構想推進室が8日、本格稼働した。看板掛けに参加した安倍晋三首相は約30人の職員に対し「どんなに貧しい家庭に育っても家庭の経済事情に左右されずに夢に向かって進める社会をつくらなければならない」と述べ、教育無償化の拡大などに取り組む意欲を示した。

 首相はあわせて「人生100年の時代を迎えるなかで新たなことにチャレンジしようとする人が学び直しをできる社会にしていく」と述べ、社会人の学び直しにも力を入れる方針を示した。政府は11日に人生100年時代構想会議の初会合を開く。

 政府は8日、未来投資会議を開いてロボット投資や自動運転など7つの分野を議論して来年に新たな成長戦略を策定する方針を示した。成長戦略で職場の効率を高める一方、人づくり革命で人材の能力を引き上げることで、日本全体の生産性を高める狙いだ。

 政府が政策会議を相次いで動かし経済最優先の姿勢を示すのは、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題などで低迷する内閣支持率を再び挽回したいとの考えがあるからだ。今後どれだけ効果の高い政策をまとめられるかが問われることになる。

配信2017/9/8 23:47
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H4A_Y7A900C1EA3000/

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