教育長の車にはねられ死亡

9月11日 13時13分

10日夜、陸前高田市の国道で、道路を横断していた97歳の女性が市の教育長が運転する車にはねられ死亡しました。
教育長は「女性に気付くのが遅れた」と話しているということです。

10日午後6時10分ごろ、陸前高田市竹駒町の国道340号線で、道路を横断していた、近くに住む97歳の小田キソノさんが陸前高田市の山田市雄教育長(65)が運転する乗用車にはねられました。
この事故で、小田さんは左半身を強く打って心肺停止の状態で大船渡市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。

警察によりますと、事故があった現場は見通しのいい片側1車線の直線の道路で、横断歩道はありませんでした。
また、山田教育長は「小田さんに気付くのが遅れた」と話しているということです。

警察は過失運転致死の疑いで、教育長から任意で事情を聴くなどして、事故の原因を調べることにしています。

岩手 NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043819241.html