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北海道と東北6県の議会で作る議長会は11日、自民党の二階幹事長に対し、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際に国民に適切に情報が伝達されるよう、緊急情報を発信するJアラート=全国瞬時警報システムの改善などを求めました。

北海道と東北6県の議会で作る議長会の会長を務める秋田県の鶴田有司県議会議長らは11日、自民党本部を訪れ、二階幹事長と面会しました。
この中で鶴田議長は、先に北朝鮮が発射した弾道ミサイルが北海道の上空を通過したことはこれまでにない重大かつ深刻な事態だとしたうえで、国民に適切に情報が伝達されるようJアラート=全国瞬時警報システムの改善や具体的でわかりやすい避難行動の周知などを求めました。

これに対し二階氏は「事態が起きるたびに、関係府省庁に対しては国民に説明できる対応を行うよう、厳しく求めている」と述べ、今後も対応に万全を期すよう、政府に働きかける考えを示しました。

このあと鶴田議長は記者団に対し、「ミサイル発射後の経過など、早い段階で情報を流してもらわなければわかりづらいという声もある。国民の安心・安全を最重点に、政府に強く働きかけてほしい」と述べました。

9月11日 19時56分

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