【カイロ=倉茂由美子】AP通信は10日、イラク軍関係者の話として、イラク北部の避難民キャンプで、イスラム過激派組織「イスラム国」戦闘員の外国人家族約1300人を収容し、その中に日本出身者がいると報じた。

 今月7日に北部のキャンプを取材したというエジプト国営通信の記者は10日、読売新聞に対し、「日本人で、『イスラム国』メンバーの妻だ」と話す女性と会ったと証言した。イラクのクルド系テレビ局の記者も8月末、キャンプに移送される外国人家族の集団の中に、日本人らしき女性を発見。英語で「日本人か」と聞くと、女性は「はい」と答えたという。

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http://yomiuri.co.jp/world/20170911-OYT1T50049.html