>>197
LCCは関空で良いかもしれないが
同一空港で競合を強いられるFSCに与える影響は馬鹿にならないんだよな
ここをどうしようか考えないといけない時期に来ている
だから、3空港一体運営は関西エアポートにとっても望ましい流れ 新たな受け皿を確保出来る

神戸大学大学院 MBAプログラム  Business Keyword
http://mba.kobe-u.ac.jp/square/keyword/2012/murakami.htm

LCC(Low-Cost Carrier)

新規参入パターンは、FSCが利用する基幹空港に直接参入するパターンと、
近隣の第2空港(シカゴ・オヘア、ダラス・ラブ、ワシントンDC近郊のボルチモアなど)に
参入するパターンに大別される。

基幹空港においてLCCとFSCが直接競争を行う場合には双方のダメージが大きく、
消費者余剰は大幅に増加するもののしばしば共倒れのような事態も発生した。

LCCが第2空港に参入する場合には、競合関係はやや弱くなり、
中小のLCCは基幹空港のFSCの運賃決定行動に影響を及ぼさない「棲み分け」状態となる。

その一方で、サウスウエスト航空及びエアトランのような有力なLCCの場合には、
第2空港への参入が基幹空港のFSCの運賃に大きく影響を及ぼす。
しかし、FSCにとっては撤退するほどのダメージは受けず、
安定的に低運賃の下で両者共存する均衡状態に至る。

また、ニューヨークJFK空港のように、設備が簡素なLCC専用ターミナルを
基幹空港内に設けることによって、航空会社の共存のための棲み分けを行わせる施策も存在する。