http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170912/k10011135921000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

前線を伴った低気圧の影響で、西日本で非常に激しい雨が降っています。前線の通過に伴って、西日本から北日本の広い範囲で局地的に雷や突風を伴い非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、前線を伴った低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、西日本から北日本にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になっています。

この時間は九州や四国、中国地方を中心に雨雲が発達していて、午前3時半までの1時間に鹿児島県の紫尾山で53ミリの非常に激しい雨を観測したほか、高知県馬路村魚梁瀬で47.5ミリ、岡山県笠岡市で44ミリの激しい雨が降りました。

前線は次第に西日本を南下し、夜にかけて東日本や北日本を通過する見込みで、広い範囲で雷や突風を伴って激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、前線が通過する時間帯を中心に、落雷や竜巻などの突風にも注意するよう呼びかけています。

9月12日 4時35分