http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170912/k10011135901000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003

エジプト東部のシナイ半島で、警察の車列が襲撃されて警察官18人が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートとつながりのあるメディアが、ISの犯行だと伝えました。
エジプトのシナイ半島北部の幹線道路で11日、警察の車列に対して爆発物を積んだ車が爆発し、続いて銃撃がありました。

エジプトの警察によりますと、一連の襲撃で警察官合わせて18人が死亡したということです。事件のあと過激派組織ISとつながりのあるメディアがISによる犯行だと伝えました。

事件を受けてエジプトの首相府は声明を出し、「治安を乱そうとする卑劣な犯罪に対して全力で戦う決意だ」と徹底的に取り締まる姿勢を強調しました。

過激派組織ISはイラクやシリアで支配地域を大きく減らすなど、各地で劣勢となっていますが、エジプトではシナイ半島を中心にISの支部を名乗る武装グループが警察や軍に対する攻撃を繰り返し、治安当局にとってはどう抑え込むかが大きな課題となっています。

9月12日 4時37分