東京・渋谷区の小田急線の沿線から火が出て、緊急停止した電車の屋根に燃え移った火事を受けて、石井国土交通大臣は鉄道の沿線で火事が起きた際の列車の運行と消火活動の進め方について消防や警察と検討を始める考えを明らかにしました。

10日、東京・渋谷区で小田急線の線路脇の建物から火が出て、近くに緊急停止した電車の屋根に燃え移りました。電車の乗客およそ300人は線路を歩いて避難し、けが人はいませんでした。

警視庁や小田急電鉄などによりますと現場に駆けつけた警察官が、消火活動を行う消防の求めで踏切の非常ボタンを押したたため電車は火災現場のすぐ近くに停車したとみられています。

石井国土交通大臣は12日の閣議のあとの記者会見で「住宅密集地などにおいて線路の間近で火災が発生した場合の列車の運行と消火活動の在り方について検討するよう指示した」と述べ、沿線で火事が起きた際の列車の運行と消火活動の進め方について消防や警察と連携して検討を始める考えを明らかにしました。

国土交通省によりますとこれまでトンネル内や地下で火災が起きた際の対応は決められていますが、沿線で火事が起きた際の列車の運行や乗客の避難、消火活動については定められていないということです。

配信9月12日 12時51分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170912/k10011136361000.html

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