09月12日 21時06分

先月、青森市の2軒のコンビニエンスストアに連続して押し入り、強盗未遂の疑いで逮捕された男について、検察は、刑事責任を問えるかどうか調べるため、専門家による精神鑑定を行うことを決めました。

青森市桜川の無職、田中昭源容疑者(51)は先月8日、青森市内にある2軒のコンビニに連続して押し入り、刃渡り9センチ程の刃物で店員を脅して現金を奪おうとした強盗未遂の疑いで逮捕されています。

警察や検察のこれまでの調べに対し、田中容疑者は容疑を認めていますが、コンビニに押し入った後、逃走することなく現場付近にとどまるなど、理解できない行動がみられたということです。

このため青森地方検察庁は、刑事責任を問えるかどうか詳しく調べる必要があると判断し、専門家が精神鑑定を行う「鑑定留置」を裁判所に請求し、12日までに認められたということです。

「鑑定留置」の期間は、11月15日までのおよそ2か月間で、検察は鑑定結果を踏まえ、起訴するかどうか判断することになります。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6083873881.html