三菱重工業は12日、英国の衛星通信サービス大手インマルサット社から通信衛星の打ち上げを受注したと発表した。海外からの受注は5件目で、大型ロケット「H2A」で2020年に打ち上げる。受注額は公表していない。

 インマルサット社の通信衛星は、携帯電話やIoT(モノのインターネット)向けの通信サービスなどに活用される。三菱重工は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、H2Aに比べて打ち上げ費用を低く抑えられる後継機「H3」を開発中。H2Aでの実績を積み上げ、H3による受注にもつなげたい考えだ。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00000149-jij-bus_all