宇宙航空研究開発機構は12日、小型固体燃料ロケット「イプシロン」3号機を11月12日午前6時〜同35分頃、鹿児島県肝付町きもつきちょうの内之浦宇宙空間観測所から打ち上げると発表した。

 イプシロンの打ち上げは、2016年12月の2号機に続く3回目。地球観測衛星「ASNAROアスナロ2」を搭載する。

 ASNARO2はNECが主体となって開発した。重さ570キロ・グラムで、自然災害の監視や資源探査などに活用する。電波を使って地上を観測するレーダーを備えており、夜間や悪天候時でも観測できる。

http://yomiuri.co.jp/science/20170912-OYT1T50099.html