現職の警察官の不祥事がまた発覚しました。中津警察署の20代の男性巡査が知人の物を盗んだ疑いで任意で取り調べを受けていることが捜査関係者への取材で分かりました。
窃盗の疑いで事情聴取を受けているのは中津警察署の20代の男性巡査です。捜査関係者によりますとこの巡査は8月、知人の男性の家を訪れた際、数百円相当の品物を盗んだ
疑いが持たれています。知人の男性が自宅から物が無くなっていることに気づき警察に相談したところ、男性巡査の関与が浮上しました。警察はこの巡査から詳しいいきさつ
や動機などについて任意で事情を聞いています。
県警察本部の監察課は任意での取り調べを行っている事を認めた上で「現在、事実関係について、捜査・調査中です」とコメントしています。県警を巡っては平成29年5月、
宇佐警察署の署員による速度違反もみ消し事件が発覚していて、各警察署で不祥事の再発防止に努めていました。県民の信頼回復に向けて、取り組んでいる中、再び明らか
になった現職警察官の不祥事。県警は、厳しい批判にさらされそうです。