https://www.cnn.co.jp/m/tech/35107133.html

ニューヨーク(CNNMoney) 米アップルが12日に開く発表会で発表が期待される次期「iPhone(アイフォーン)」の値段は、約1000ドル(約11万円)になるとうわさされている。

通称「iPhone X」と呼ばれる次期iPhoneは、端末表面のほぼ全面を覆うディスプレー、顔認識、3Dカメラなどの新機能が搭載される見通し。

それでも1台のiPhoneにこれほどの高額を出費する消費者はいるのだろうか。

アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏は言う。「アップルは、一種のステータスのために出費を惜しまない購入者層を育ててきた」「技術通でさえ、最新のiPhoneを見せびらかしたいと思っている」

iPhone Xは3年ぶりにデザインが刷新され、「iPhone 6」とはかなり違った外観になると予想される。

ただ、新しいiPhoneのために多額を出費してくれるファンばかりとは限らない。10年前にアップルが初のiPhoneを発表した当時、599ドルという値段は衝撃的だった。結局アップルは200ドルの値下げを余儀なくされ、購入済の消費者にはクーポンを提供した。

現在のiPhoneの価格は平均で605ドル。容量256ギガバイトの「iPhone 7 Plus」は969ドルになる。つまり、1000ドル前後の出費をいとわない層は既に存在している。

アップルに詳しいアナリストのジーン・マンスター氏は、アップルファンの30〜40%は1000ドル以上を支払ってでも新しいiPhoneを購入したいと思うだろうと予測する。

調査会社のコムスコアによれば、ユーザーがスマートフォンに費やす時間は1日4時間以上。つまり、1000ドル前後で買えるノートパソコンなどの機器よりもずっと価値は大きい。「ユーザーは気楽にスマートフォンに多額を費やすようになってきた」とマンスター氏は指摘する。

一方で、市場には400ドルを切る優れたスマートフォンが豊富にある。

シャオミ(小米科技)やワンプラス、モトローラなどの各社は、驚くほど質が高いスマートフォンを魅力的な価格で競って売り出している。アップルもそうした低価格モデルの魅力を認識して、「iPhone SE」を399ドルで売り出した。12日からは、「iPhone 6s」の値段が449ドルに引き下げられる見通しだ。

スーパーハイエンドのiPhone発売は、伝統的な小売り戦略にのっとっており、アップルにとって適切な戦略だと解説するのはアナリストのホレース・ディデュー氏。

消費者製品のメーカーは低価格と中間的な価格、高価格のモデルを用意するのが一般的だが、iPhoneは低価格と中間的な価格のモデルはあっても、大ファンが切望するような華々しいモデルは存在していなかったと指摘する。

アップルの最大のファンであるウォズニアック氏は、「もちろん新しいiPhoneを少なくとも1台は買いたい。でも多分、5台も買おうとは思わない」と話している。

2017.09.12 Tue posted at 12:46 JST

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2017/09/13(水) 00:27:40.09

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