日々の食事やお弁当のご飯に手軽にかけて食べられるふりかけは、消費者の健康志向を背景にメーカーが減塩や乳酸菌配合などさまざまなタイプを開発、味も工夫した商品が各種登場している。

 永谷園の「減塩ふりかけ」シリーズは、一般的な同種製品に比べて塩分を25%カットした。幼い子供がいる家族に向けて、安心して食べてもらえるようにした。味は「5種の野菜」、「梅じそ」、「すきやき」の3種類。減塩しても味がしっかり感じられるように工夫した。いずれも1袋40グラム入りで希望小売価格は199円。

 丸美屋食品工業の「乳酸菌ふりかけ」シリーズは、整腸効果などがあるとされる乳酸菌を配合。カルシウムと鉄分も入れた。味は「かつお野菜」、小魚と卵そぼろを合わせた「しらす小魚」、「さけ若菜」の3種類。いずれも1袋27グラム入りで希望小売価格は194円。

 ニチフリ食品(静岡市)の通称「おかずふりかけ」シリーズは、ふりかけのみで、ご飯をたくさん食べられるように味に工夫を凝らしている。ウナギのかば焼きをイメージした味付けの「うなぎふりかけ 蒲焼味」や、「焼肉ふりかけ 濃厚たれ風味」など計6種類がある。1袋25〜27グラム入りで希望小売価格は140円。

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