今年6月、大阪市東淀川区のすし店で段ボールなどが燃える不審火があり、
警察は13日、従業員の男を逮捕した。

この日朝、捜査員に連れられ東淀川署へと入る男。
建造物等以外放火の疑いで逮捕されたのは大阪市東淀川区に住む岡本奨平容疑者(34)。

事件の発端は今年6月。
現場は大阪市東淀川区豊新にある集合住宅の1階に入った宅配すし店の前。
この店の前に置かれていた段ボールなどが燃える火事があった。
逮捕された岡本容疑者は、宅配すし店の従業員だった。

当時の様子を、現場付近に設置された防犯カメラがとらえていた。
発生時刻の直前、建物の前に軽自動車が停車する。
その後、何者かが車を下り、再び乗り込んで車が立ち去ると、
その場所から煙があがり、10分後には大きな炎が。

すぐに消し止められけが人はいなかったが、建物の2階から5階にある33室には、住民も。
あわや大惨事の犯行だった。

警察は放火事件とみて防犯カメラの映像を捜査。
車から乗り降りしていた人物が岡本容疑者であると判断し、逮捕に至った。

調べに対し、岡本容疑者は
「当時、私が店の前にいたことは間違いありませんが、放火していません」と容疑を否認しているという。
事件の舞台となったすし店で一体、何があったか。

警察によると、岡本容疑者は以前、別の店舗で店長を務めていたが、
現在の店舗では降格され、給料も下げられたという。
周囲にはこうした処遇についての不満を漏らしていたという。
警察は動機について、岡本容疑者から詳しく事情を聞くなどして犯行の裏付けを進めている。

以下ソース:読売テレビ 09/13 18:26
http://www.ytv.co.jp/press/kansai/D17007.html