>>35
アメリカ駐在の民間人なんかもアメリカとの戦争など、と思ったと書いている人は多い
しかし、ドイツに行った連中は、これはドイツは世界を制覇するわ、とカブレて帰ってくるもの
多数だったりする

日本単独で米英に勝てるわけはないのだが、ドイツと組めば勝てる、そう思わせるだけの力は
あの頃のドイツにはあった
実際、日本が南進せず、バルバロッサに呼応して北進していれば、ドイツがソ連を打倒することは
十分にありえた、そうなれば、イギリスを屈服させることもできる

だが、ドイツも日本も、イタリアも考えがバラバラで、自分の都合だけで動いており、総合力で
下回るうえにそんな同床異夢同盟では勝てるもの勝てない
一番バカを見たのはイタリアで、英仏との限定戦争をし、まあまあ有利に戦っていたはずが、
ドイツが相談もなくソ連を攻撃、さらに、日本が相談もなくアメリカを攻撃

こんなガイキッチな連中と同盟を組んでいては身の破滅とイタリア人が考え、早々に講和に踏み切ったのは
マキャベリズムの国としては当然のことだろう
その結果、がれきの山のベルリン、焼け野原の東京、戦災まるでなしのローマ、軍が弱いと揶揄されるが
外交に関しては、到底日独の及ぶところではない