先祖をどう供養するか。墓が遠いなどの悩みを抱える都会の人が多いなか、カードをかざすとお墓が出てくる最新型の納骨堂を建てた吹田市の寺に、納骨の申し込みが相次いでいる。

寺は735年創建の高野山真言宗「常光円満寺」(藤田昌孝住職)。JR吹田駅から南へ徒歩約10分にあり、今年4月に4階建ての舎利殿を完成させた。カード式の納骨堂はその2、4階にある。

納骨堂の一室は三つのブースに仕切られ、右側の壁に液晶画面とICカードを読み取る板がある。カードをかざし、待つこと約40秒。ブース正面の扉が開き、遺骨を納めた厨子(ずし)が現れた。液晶画面を押すと、故人のスライド写真や動画が音声とともに流れた。墓の形をした厨子は68万円と88万円の2種類ある。これに年間管理料が1万円かかる。寺の僧侶が毎日、お経を唱えている。


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